裂孔原性網膜剥離? 実例:黄斑の剥離

[:楽しい:]昨日お電話で紹介頂いた、網膜剥離の患者様がいらっしゃいました。
朝の8時半に受付をして、検査を行って、9時半には手術室へ。
白内障も一緒に行って、手術が40分くらいで、10時半には病室へ。
いきなりの手術でも、これだけスピーディーに協力してくれるスタッフに、心から感謝です[:ラブ:]

今回は、つくば市の50歳の男性です。
数日前から飛蚊症があり、2日前位から見えにくさを自覚したとのことです。

赤い☆部分が、黄斑といって、物を見る中心部の網膜です。
水色の線を引いてみましたが、線より左上の部分が網膜剥離です。
特に、写真の左上の方は、網膜がシワシワになっている状態が分かるでしょうか?


これは、以前に手術をした患者様ですが、こちらは受診時には、黄斑がすでに剥がれてしまっている症例です。

網膜剥離の手術は、黄斑が剥がれてしまった場合には、手術後に、1.0などの良好な視力を回復することが非常に難しくなります。

今回の患者様は、県内のご開業医様からの紹介ですが、
金曜日の夜に診察をして、黄斑の近くまで網膜が剥がれてしまっていたため、黄斑が剥がれる前に、出来るだけ早く手術をとのことでお電話を頂きました。

今回の患者様は、土曜・日曜だからと、週明けまで待ってしまった場合には、まず間違いなく、黄斑が剥がれてしまっていた症例です。
本日、黄斑(網膜の中心部)まで剥がれる前に手術が出来ましたので、もちろん、術後の管理はこれからですが、おそらく1.0程度の視力を確保できる可能性が高いかと思います。

夜だから週末だからと、諦めずに紹介、お電話を頂いた、かかりつけの先生に感謝いたします[:楽しい:]

今日の夜は、都内で病院関係の食事会に誘って頂きました。

パパはなかなか忙しいので、子育ては日曜日に頑張るね[:子供:]

白内障手術 硝子体手術 眼科手術専門 山王台病院 附属 眼科内科クリニック
(茨城県 石岡市 小美玉市 かすみがうら市 土浦市 笠間市 鉾田市 茨城町)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です