ぶどう膜炎? 原因と全身の検査 その1

昨日は雪のせいで常磐道が通行止めになったり、手術の予定が大幅に遅れるなどして、患者様含め多くの方にご迷惑をおかけしました。すみません。子供の時は雪が楽しみでしたが、仕事の事を考えると雪は困ります・・・。

今日は以下の手術を行いました。
・白内障手術 11件
・網膜硝子体手術(茎離断)3件
 (網膜剥離1件、糖尿病黄斑症1件、黄斑前膜1件)
無事に終わりました。
今日も網膜剥離の患者様の紹介がありましたが、

黄斑ギリギリです。明日には黄斑も剥がれていそう。手術ができて良かったです。

ぶどう膜炎?
原因と全身の検査 その1

免疫の異常などが元になってぶどう膜炎を起こす事を書きましたが、なぜ、ぶどう膜炎が起こるのかという事に関しては、実際には今の医学でも分かっていないことだらけです。
ぶどう膜炎の原因と書くと、実際にはちょっとおかしな表現なのですが、ぶどう膜炎は、目だけではなく体の病気に合併して起こったり、全身の病気の一つの症状として起こったりすることが多いのです

重症例のぶどう膜炎を合併する体の病気としては、
?ベーチェット病
?サルコイドーシス
?原田病

の3つが有名で、三大ぶどう膜炎なんて呼ばれています。

他には、リウマチ関節炎膠原病を持っている人に起こりやすかったり、腎炎糖尿病も、ぶどう膜炎をよく引き起こします。血液疾患悪性腫瘍が元になるものもありますし、生肉を食べた後に寄生虫に感染したり、ヘルペスやエイズなどのウイルス感染に合併することもあります。抗がん剤などの薬が原因になることも。

なので、ぶどう膜炎にかかった場合には、熱は?体重減少は?口内炎は?関節は痛くない?皮膚に湿疹はありませんか?ペットをかっていますか?旅行はしましたか?何か病気をしたり、薬を使っていますか?ストレスは?リンパ節は腫れていない?
眼科なのになぜ??っていうくらい、問診をうけたり全身をじろじろ見られたりします。

ぶどう膜炎の治療は、ほとんどの場合はステロイドと言う薬を使って、炎症を抑えることが主体になるのですが、ステロイドの使用方法や使う量などが、元になる病気の種類によって異なるため、きちんと診断していくことが重要なのですよね。
また、元になるような全身の病気があれば、そちらも治療が必要です。ぶどう膜炎の原因を調べることで、糖尿病がみつかったり、エイズがみつかったり、悪性腫瘍が見つかったりすることも決して珍しくはありません。

ちょっと難しい内容になってきてしまいました・・・。
個々の病気について書きだすと専門的になり過ぎてしまうようで、どういう内容にしようか迷います。

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