白内障手術 手術費用(当院は両眼同時に治せます)

今週はお盆のせいか、午後の外来が空いています。(そうは言っても1日100名強の来院がありますが。)ちょこちょこ「お盆もやっているの?」と質問があります。僕は筑波大、土浦協同病院、当院でしか就職したことがないのですが、どの病院にもお盆休みというのがなかったので、「普通は休みなの?」と逆にビックリしたり。
「仕事が休めないから、お盆休み中に手術を受けたい。」という患者様も多くて、当院では今週も通常通りの診療体制です。
週末は、友人の先生の医院で16名の手術を担当します。両眼の人も多く、1日の件数では今年最多の手術件数となりそうです。集中力が途切れないよう頑張ります!

さて、先日、高額療養費に関するブログを記載しました。
?療養費の制度?療養費の上手な使い方
今日は眼科の手術で最も多く、質問も多い、白内障手術の費用について記載してみます。
白内障手術 手術費用
*のマークを付けたものは、
標準収入の家庭で、高額療養費を利用した金額になります。

外来手術
・片眼手術
 70歳以上 1割負担 12000円*
 70歳以上 2割負担 12000円*
 70歳未満 3割負担 45000円

・両眼同時手術
 70歳以上 1割負担 12000円*
 70歳以上 2割負担 12000円*
 70歳未満 3割負担 80000円

入院手術(2泊3日)
・片眼手術
 70歳以上 1割負担 20000円
 70歳以上 2割負担 40000円
 70歳未満 3割負担 58000円

・両眼同時手術
 70歳以上 1割負担 33000円
 70歳以上 2割負担 44000円*
 70歳未満 3割負担 81000円*

入院の場合、この他に食事として1560円が加わります。
(食事は高額医療に含まれません。1日目昼?3日目朝;合計6食分)

例えば、手術中に血圧が上がって薬を追加することもありますし、手術で特殊な材料を使用することもありえます。手術費用は、使用する薬剤・機材の量によって個人ごとに多少の増減があります。
また、所得金額によって、高額療養費の上限や、負担する医療費も異なりますので、正式な金額は病院で相談をしてください。
多焦点レンズは自由診療(保険診療外)になります。別途相談ください。

“白内障手術 手術費用(当院は両眼同時に治せます)” への4件の返信

  1. 今日(14日)はお世話になりました。

    久しぶりに先生の元気そうなお姿拝見でき良かったです。

    ☆☆☆レストランのせいでどんな風になってしまったのかと若干気になってました(^_^;)
    変わりなかったですね、良かったです(ホッ…)

    瞳孔が狭くなってるとの事でしたが 2月からまた点眼薬などで治療となるのですか?
    行った時に聞けば良かったですね…
    すいませんm(__)m

  2. おはようございます。
    結構な網膜剥離でしたが、今日も1.0の視力が出ていて安心しました。
    実は、手術前後でミドリンPという瞳孔を開く点眼薬を使用したために、瞳孔が広がりっぱなしになってしまっていました。

    これは、ご自身の瞳孔の筋肉の問題と、点眼薬との相性によって稀に起こることがある副作用です。円錐角膜の患者様などでは発症率があがります。言い訳に聞こえるかもしれませんが、これは起こってみないとわからない副作用で、また、もし副作用が起こることがわかっていても、網膜剥離を放置すれば失明してしまうので、優先順位を考えて、副作用があることがわかっても使用します。

    術後は、瞳孔が大きいまま保たれていたので、最近はミドリンPを使用せずに診察・検査をしていたのですが、今日の診察では瞳孔がかなり元に戻ってきているようです。
    半年後の定期検査では、さらに正常化するかもしれませんが、精密な眼底検査は少し難しくなる予感です。
    (眼底をしっかり評価するには、瞳孔を広げないといけません。)
    次回の検査では、ミドリンPを1回だけ使用する予定です。
    手術後のように何度もつけるわけではないので、瞳孔もすぐに戻るかもしれませんが、通常の患者様(4?5時間)と違って、数日とか数週とかの期間で戻る可能性があります。瞳孔が大きいと、眩しさを感じたり、ピントが合いにくく感じます。
    すみませんが、ご了承ください。
    (それでも、たまには眼底をしっかりみたい。ということです。)

  3. おはようございます

    治療に関してはすべて先生にお任せしておりますので心配していません

    話は変わりますが 使いかけの目薬って処分してもいいのでしょうか?封を切ってしまうと 品質が劣化してきますよね…

    これも先日聞きそびれました すみません

  4. 緑内障の点眼薬は月に1本、開封後1ヶ月で処分して頂くようにお話しています。
    本来はほとんどの点眼薬で1ヶ月が消費期限となっています。ただ、実際には多くの場合で1ヶ月を超えたら急にダメになってしまうわけではありません。僕の外来では、常用しない場合のメヤニやドライアイの点眼薬は開封後は冷蔵庫で保管いただき、3ヶ月程度では交換して頂くようにお話することが多いです。
    (これは患者様の病状にもよるので、新鮮な点眼薬が望ましと思えば指示することもあります。)
    防腐剤が入っているので、数ヶ月で問題になることはありませんが、1年前の点眼薬とか、2年前のものとか、あまりに古いものは効果がなくなっていたり、中身が腐っている可能性もあるので、控えた方がいいかと思います。

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