眼科医不足

今日は午前が小美玉、午後がクリニックで外来でした。
お昼に車で移動するのですが、暑くてビックリしました[:びっくり:]
もう夏ですね!

最近、学会や眼科の雑誌では、眼科医の不足が問題になっています。
眼科だけでなく、どの科もそうですが、日本は人口比率でみると医師が少ないようです。
他の科にくらべると眼科は、以下のような特徴があります。
?勤務医が少ない(若いうちからすぐに開業してしまう)
?若い世代の希望者が少なくなっていること(眼科の将来性への不安や、体の病気が診られないという不安)
?地域での医師の偏在(都会での生活を希望する医師が多い)
?女性医師が多い(出産などで退職あり)

眼科の偉い先生たちが言うには、人口2万人に1名の眼科医が必要というのを聞いたことがあります。
茨城県は約300万の人口なので150名の眼科医が必要になります。
日本眼科学会のHPによると、茨城県には約160名の眼科専門医がいます。
日本全域では約1万人の眼科専門医がいるようです。
しかも、東京都では、むしろ眼科医が余っているという話の方が多く、つぶれてしまうクリニックも多いようです。

でも、実際問題、当院でも患者様が多くなってきており、待ち時間も長くなりますし、休暇を取るもの難しいという状態で、勤務している身としては、眼科医は足りていないようにも思います。
茨城県が足りていないとも言えますが、東京の先生はやっぱり、茨城で働くのは嫌なのでしょうか?

本当は、どれくらいの医師がいれば、日本全体がいい医療環境でいられるのだろう?疑問です。

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